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中学生部門
最優秀賞
関根里桜
作品:「助けはすぐここに」
日本人の女子高生がスマホを通した性的暴力に合い、誰にも言えずに悩み苦しんでいる姿を表現しました。1人で抱え込まなくても、ゾエのように「助けはすぐここにあるよ。」という励ましのメッセージを込めました。
上の手はこの子を操る加害者の手を表しています。
加害者の人はこの女の子を人形のようにしか考えていないという意味を込めて鎖には値札が付けられています。
下の手と横の手は救いの手を表し、差し出されている羽(助け)を自分で掴み取り飛ぶこともでき、落ちても救ってもらえるという希望を表しています。
高校生部門
最優秀賞
Juri
作品:「逃れられない」
羽があっても空へ飛べない天使を、色々な才能を持ちながら奴隷制の環境によって発揮することができない被害者として描きました。ただ傍観する人が多い日本社会をイメージして舞台のようにしています。下に並んだブロックは本来重視されるべき権利が、正しく扱われていない今とそこから伸びる鎖が彼らをとらえ続けている現状です。主に性的搾取をしている側の人間を概念として手で書きました。彼らは天使の体を傷つけ、糸で操るように奉仕させ人生に闇を投げかけます。


高校生部門
優秀賞
堀麻紘
作品:「知らないところで」
辛く悲しい思いをしている人は気づかないだけで案外近くにいるかもしれない。少し視野を広げれば社会の現状やその人の悩みに気付けるかもしれない。現代奴隷の現状を知る大切さ、そして無知の怖さを絵に込めました。
高校生部門
奨励賞
菅原 朱里
作品:「やめたいのに、どうして」
未成年の女性の性被害で多いのは、悪い大人による売春であり、SNS上での画像のやりとりや、SNSで連絡を取り合い、実際に会い、犯罪に巻き込まれることもある。それをとにかく伝えたい。色々な感情に串刺しされ、逃げることも叫ぶこともできなくなってしまう。そんな思いを込めました。

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