ゾエは子どもたちの人権と個人情報保護のため、人身取引の被害にあった子どもたちを掲載することはありません。

人身取引=奴隷制は現在でも存在します

人身取引とは

人身取引 (Human Trafficking) とは、
犯罪組織などによって、暴力、脅迫、誘拐、詐欺などの手段を用いて場所を移動させられたり、支配下に置かれたりして、売春や風俗店勤務、労働などを強要される犯罪であり、重大な人権侵害です。(政府広報オンライン)

搾取には、様々な形態があります。

  • 性的搾取

  • 児童労働を含む、強制労働

  • 臓器摘出

  • 強制結婚


人身取引全体の約22%を性的搾取が、また、約68%を労働搾取が占めています。 (1)
 

 

毎年、人身取引によって十数兆円以上の利益が犯罪者の手に渡っています。 (2)

どうして問題なの?

世界には4030万人以上の奴隷がいます。
人類の歴史上、最も多い数です。

人身取引(現代の奴隷制)は現在世界で最も急速に拡大している犯罪ビジネスであり、
毎年、全世界で十数兆円の人身取引による利益が生み出され、
売春業によって4500億円の利益が生み出されています。

 

米国保健福祉省(HHS)によると、人身取引は麻薬取引に次ぎ、
不法武器取引と同位の世界で2番目に収益額が多い犯罪です。
 (3)
世界のすべての地域で子どもの人身取引は報告されています。
人身取引の被害者は身体的にも、心理的にも過酷な被害と苦しみを受けています。

しかし、

  • 言語の壁

  • 教育の欠如

  • 知識不足

  • 人身取引ブローカーが被害者を頻繁に移動させる


などの障害によって警察や支援機関が被害者を救済し、人身取引ブローカーを処罰する上で苦戦を強いられています。

児童の人身取引は、必ず止めなければならない国際問題です。
このような被害者の救助と回復に取り組むためには、さらに多くの支援が必要です。

子どもが売られる現実

国際労働機関(ILO)の調査では、毎年120万人の子どもが人身取引されていると報告されています。
この数字は、国境を越えた人身取引と各国内での人身取引が含まれています。(4)

ユニセフによると、200万人以上の子どもたちが
世界の性産業のために売春行為を強要されています。
(5)  
被害にあった子どもは多くの場合、強要されたり、良い雇用機会があるとだまされたり、
権力を用いた強制などによって、想像を絶するほどの苦しく辛い状況に置かれています。

  • 国際労働機関(ILO)は、世界中の人身取引被害者の26%が子どもで、75%が女性たちとしています。(6)

  • 人身取引された子どもの2/3以上が、人身取引ブローカーの手によってさらなる虐待を受けています。

  • ある調査によると、人身取引された子どもの71%が自殺傾向にあるとしています。

  • 人身取引の被害者である子どもたちは、臨床的措置が必要となる重篤なうつ病、人格障害、解離性障害を含む、深刻な精神衛生上の問題を発症するリスクが2倍を超えています。

助けを求めることができない

  • 人身取引被害者は、本人や家族に対する加害者からの報復や国外追放を恐れるため、また、法的制度を理解せず、支援制度の知識が不足しているため、援助を求めようとしません。

  • 人身取引ブローカーは15〜30日間隔で被害者を移動させ、外部との接触を制限するため、一般的に被害者は社会とのつながりを持つことができず、逃げるための手段がありません。

  • あまりにも多くの人間が人身取引のプロセスに関わっているため、被害者はすべての加害者を特定することができません。

  • 多くの人身取引は組織犯罪と密接に関連しているため、被害者を保護するシェルターを用意することは非常に深刻な危険性が伴います。

参照: (reference)

(1)ILO 2012 Global estimate of forced labour Executive summary
            http://www.ilo.org/wcmsp5/groups/public/@ed_norm/@declaration/documents/publication/wcms_181953.pdf
(2) ILO says forced labour generates annual profits of US$ 150 billion
            http://www.ilo.org/global/about-the-ilo/newsroom/news/WCMS_243201/lang--en/index.htm
(3
)2011 米国務省人身取引報告書
(4)2002 国際労働機関Every Child Counts: New Global Estimates on Child Labor.
(5)2010米国務省人身取引報告書
(6)ILO 2012 Global estimate of forced labour Executive summary,        
            http:www.ilo.org/wcmsp5/groups/public/@ed_norm/@declaration/documents/publication/wcms_181953.pdf

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